- 入力のリダイレクション: プログラムの実行時に、ファイルからの入力を受け取る方法です。以下のコード例では、ファイルからの入力を読み込んで処理します。
#include <iostream>
#include <fstream>
int main() {
std::ifstream input("input.txt"); // 入力ファイルを開く
// ファイルからの入力を処理する
int num;
while (input >> num) {
// 入力の処理
std::cout << "入力値: " << num << std::endl;
}
input.close(); // ファイルを閉じる
return 0;
}
- 出力のリダイレクション: プログラムの実行時に、出力をファイルにリダイレクトする方法です。以下のコード例では、結果をファイルに書き込みます。
#include <iostream>
#include <fstream>
int main() {
std::ofstream output("output.txt"); // 出力ファイルを開く
// 出力をファイルに書き込む
output << "結果: Hello, World!" << std::endl;
output.close(); // ファイルを閉じる
return 0;
}
- 入力と出力の同時リダイレクション: プログラムの実行時に、入力と出力を同時にリダイレクトする方法です。以下のコード例では、入力ファイルからの入力を受け取り、結果を出力ファイルに書き込みます。
#include <iostream>
#include <fstream>
int main() {
std::ifstream input("input.txt"); // 入力ファイルを開く
std::ofstream output("output.txt"); // 出力ファイルを開く
// 入力をファイルから読み込み、結果をファイルに書き込む
int num;
while (input >> num) {
// 入力の処理
output << "入力値: " << num << std::endl;
}
input.close(); // 入力ファイルを閉じる
output.close(); // 出力ファイルを閉じる
return 0;
}
これらのコード例では、<iostream>
と<fstream>
ヘッダーファイルを使用してファイル入出力を扱っています。ファイル名やパスは、使用するファイルに合わせて適切に変更してください。
以上が、C++におけるI/Oリダイレクションのシンプルな使用方法とコード例です。これらの手法を活用して、プログラムの入出力を効果的に制御することができます。