C++での条件分岐とブール値の使用方法の解説


  1. if文: if文は、指定された条件が真(true)である場合に、特定のコードブロックを実行します。以下は、基本的な構文です。
if (条件式)
{
    // 条件が真の場合に実行されるコード
}

例えば、次のコードは、変数xの値が10より大きい場合にメッセージを表示する例です。

int x = 15;
if (x > 10)
{
    std::cout << "xは10より大きいです。" << std::endl;
}
  1. else文: else文は、if文の条件が偽(false)である場合に実行されるコードブロックを指定します。以下は、if-else文の構文です。
if (条件式)
{
    // 条件が真の場合に実行されるコード
}
else
{
    // 条件が偽の場合に実行されるコード
}

例えば、次のコードは、変数xの値が10以下の場合には"xは10以下です。"と表示し、それ以外の場合には"xは10より大きいです。"と表示する例です。

int x = 7;
if (x <= 10)
{
    std::cout << "xは10以下です。" << std::endl;
}
else
{
    std::cout << "xは10より大きいです。" << std::endl;
}
  1. ブール値: C++では、真(true)と偽(false)を表すためにブール値(bool)を使用します。ブール値は、条件式の結果として使用され、if文や他の制御構造での判断に利用されます。

例えば、次のコードは、ブール値を使用して変数が特定の条件を満たしているかどうかを判断します。

bool isPositive = true;
if (isPositive)
{
    std::cout << "変数は正の値です。" << std::endl;
}
else
{
    std::cout << "変数は負の値です。" << std::endl;
}

以上が、C++での条件分岐とブール値の使用方法の基本的な解説です。これらの概念を活用することで、プログラムの制御フローを柔軟に変更することができます。