Luaテーブル関数: 使い方


  1. テーブルの作成と初期化: テーブルを作成するには、単純に中括弧{}を使います。以下の例をご覧ください。

    local myTable = {}  -- 空のテーブルを作成
    local anotherTable = {10, 20, 30}  -- 値を含むテーブルを作成
  2. テーブルへの要素の追加と削除: テーブルに要素を追加するには、テーブル名にドット(.)を続けてキーを指定し、値を代入します。また、table.insert()関数を使用して要素を末尾に追加することもできます。要素の削除には、table.remove()関数を使用します。以下に例を示します。

    local myTable = {}
    myTable["key1"] = "value1"  -- テーブルに要素を追加
    myTable.key2 = "value2"  -- ドット記法でも要素を追加
    table.insert(myTable, "value3")  -- テーブルの末尾に要素を追加
    print(myTable.key1, myTable["key2"], myTable[1])  -- value1  value2  value3
    table.remove(myTable, 2)  -- テーブルの2番目の要素を削除
  3. テーブルの反復処理: pairs()関数は、テーブルのすべてのキーと値に対して反復処理を行うために使用されます。また、ipairs()関数は、テーブル内の連続した整数キーとその値に対して反復処理を行うために使用されます。以下に例を示します。

    local myTable = {key1 = "value1", key2 = "value2", key3 = "value3"}
    for key, value in pairs(myTable) do
       print(key, value)
    end
    -- 出力:
    -- key1  value1
    -- key2  value2
    -- key3  value3
    local anotherTable = {"apple", "banana", "cherry"}
    for index, value in ipairs(anotherTable) do
       print(index, value)
    end
    -- 出力:
    -- 1  apple
    -- 2  banana
    -- 3  cherry

これらはLuaのテーブル関数のいくつかの基本的な使用方法です。テーブルは非常に柔軟なデータ構造であり、他にも多くの関数と操作が利用可能です。Luaの公式ドキュメントを参照すると、さらに詳細な情報を入手できます。