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テーブルの作成と初期化: テーブルを作成するには、単純に中括弧{}を使います。以下の例をご覧ください。
local myTable = {} -- 空のテーブルを作成 local anotherTable = {10, 20, 30} -- 値を含むテーブルを作成
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テーブルへの要素の追加と削除: テーブルに要素を追加するには、テーブル名にドット(.)を続けてキーを指定し、値を代入します。また、
table.insert()
関数を使用して要素を末尾に追加することもできます。要素の削除には、table.remove()
関数を使用します。以下に例を示します。local myTable = {} myTable["key1"] = "value1" -- テーブルに要素を追加 myTable.key2 = "value2" -- ドット記法でも要素を追加 table.insert(myTable, "value3") -- テーブルの末尾に要素を追加 print(myTable.key1, myTable["key2"], myTable[1]) -- value1 value2 value3 table.remove(myTable, 2) -- テーブルの2番目の要素を削除
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テーブルの反復処理:
pairs()
関数は、テーブルのすべてのキーと値に対して反復処理を行うために使用されます。また、ipairs()
関数は、テーブル内の連続した整数キーとその値に対して反復処理を行うために使用されます。以下に例を示します。local myTable = {key1 = "value1", key2 = "value2", key3 = "value3"} for key, value in pairs(myTable) do print(key, value) end -- 出力: -- key1 value1 -- key2 value2 -- key3 value3 local anotherTable = {"apple", "banana", "cherry"} for index, value in ipairs(anotherTable) do print(index, value) end -- 出力: -- 1 apple -- 2 banana -- 3 cherry
これらはLuaのテーブル関数のいくつかの基本的な使用方法です。テーブルは非常に柔軟なデータ構造であり、他にも多くの関数と操作が利用可能です。Luaの公式ドキュメントを参照すると、さらに詳細な情報を入手できます。