まず、マップを使用するためには、<map>
ヘッダーファイルをインクルードする必要があります。以下のように記述します:
#include <map>
マップを宣言するには、以下のようにします:
std::map<KeyType, ValueType> myMap;
ここで、KeyTypeはキーのデータ型を、ValueTypeは値のデータ型を指定します。例えば、整数をキーとして文字列を値とするマップを宣言する場合、以下のようになります:
std::map<int, std::string> myMap;
マップに要素を追加するには、insert
メソッドを使用します。以下は、いくつかの要素を追加する例です:
myMap.insert(std::pair<int, std::string>(1, "one"));
myMap.insert(std::pair<int, std::string>(2, "two"));
myMap.insert(std::pair<int, std::string>(3, "three"));
マップの要素にアクセスするには、キーを使用します。以下は、特定のキーに対応する値を取得する例です:
std::string value = myMap[2];
マップの要素を削除するには、erase
メソッドを使用します。以下は、特定のキーに対応する要素を削除する例です:
myMap.erase(3);
また、マップの要素数を取得するには、size
メソッドを使用します:
int size = myMap.size();
以上が、C++でマップを使用する基本的な方法といくつかのコード例です。マップはデータの関連付けや高速な検索に役立つ強力なデータ構造ですので、ぜひ活用してください。