集合の共通部分は、複数の集合に共通して存在する要素の集合を指します。例えば、集合A={1, 2, 3}と集合B={2, 3, 4}があった場合、これらの集合の共通部分は{2, 3}となります。
集合の共通部分を求める方法はいくつかあります。以下にいくつかの方法とそれに対応するコード例を示します。
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ループを使用する方法: この方法では、1つの集合の要素を取り出し、他の集合に含まれるかどうかを確認します。以下はPythonでのコード例です。
set_A = {1, 2, 3} set_B = {2, 3, 4} intersection = set() for element in set_A: if element in set_B: intersection.add(element) print(intersection) # {2, 3}
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内包表記を使用する方法: 内包表記は、コンパクトで効率的な方法です。以下はPythonでの内包表記を使用したコード例です。
set_A = {1, 2, 3} set_B = {2, 3, 4} intersection = {element for element in set_A if element in set_B} print(intersection) # {2, 3}
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集合の演算子を使用する方法: Pythonの集合には、
&
演算子を使用して共通部分を求めることができます。以下は演算子を使用したコード例です。set_A = {1, 2, 3} set_B = {2, 3, 4} intersection = set_A & set_B print(intersection) # {2, 3}