Javaで二分木にノードを挿入する方法


ノードを挿入するためには、以下の手順に従います。

  1. 新しいノードを作成します。新しいノードにはデータを格納し、左右の子ノードへの参照を持たせます。
class Node {
    int data;
    Node left;
    Node right;
    public Node(int data) {
        this.data = data;
        this.left = null;
        this.right = null;
    }
}
  1. 挿入する位置を決定します。二分木では、挿入する値が現在のノードの値より小さい場合は左の子ノードに、大きい場合は右の子ノードに進みます。
public Node insertNode(Node root, int data) {
    if (root == null) {
        root = new Node(data);
        return root;
    }
    if (data < root.data) {
        root.left = insertNode(root.left, data);
    } else if (data > root.data) {
        root.right = insertNode(root.right, data);
    }
    return root;
}
  1. ノードを挿入します。挿入する値を引数として、根ノードと一緒にinsertNodeメソッドを呼び出します。
Node root = null;
root = insertNode(root, 10);

これで、二分木に新しいノードが挿入されました。

以上が、Javaで二分木にノードを挿入する基本的な手順です。もちろん、この例では単純な整数値の挿入を扱っていますが、オブジェクトなど他のデータ型でも同様の手順で挿入が可能です。

また、この例では再帰を使用していますが、ループを使った実装も可能です。必要に応じて、自分にとって最適な方法を選択してください。

それでは、二分木にノードを挿入する方法について説明しました。ご質問があればお気軽にどうぞ!