StackStormには、ログの削除を自動化するためのいくつかの方法があります。以下に、いくつかの方法とそれに伴うコード例を紹介します。
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StackStorm CLIを使用する方法: StackStorm CLIを使用して、コマンドラインからログを削除することができます。以下のコマンドを実行することで、指定した期間より古いログを削除することができます。
st2 log delete --timestamp-lt <指定した期間>
例えば、30日よりも古いログを削除する場合は、以下のようにコマンドを入力します。
st2 log delete --timestamp-lt 30d
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StackStormのストレージバックエンドを構成する方法: StackStormは、デフォルトでMongoDBをログのストレージバックエンドとして使用していますが、他のストレージバックエンドとの統合も可能です。ストレージバックエンドを変更することで、ログの自動削除を有効にすることができます。例えば、Elasticsearchを使用してログを保存し、TTL(Time To Live)を設定することで、一定期間が経過したログを自動的に削除することができます。
StackStormのストレージバックエンドを変更する手順や設定方法については、公式ドキュメントを参照してください。
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StackStormの定期的なジョブを作成する方法: StackStormでは、定期的なジョブを作成してログの削除を自動化することもできます。Cronジョブやタイマージョブを使用して、指定した期間より古いログを定期的に削除するスクリプトを実行することができます。以下は、Cronジョブを使用して1週間よりも古いログを削除する例です。
from st2common.runners.base_action import Action class PurgeLogsAction(Action): def run(self): # 1週間よりも古いログを削除する処理 # ...
上記の例では、StackStormのカスタムアクションを作成し、Cronジョブを使用して定期的に実行することで、ログの削除を自動化しています。