UbuntuでActiveMQが起動しない:Java_HomeまたはJavaMDの設定エラーの解決方法


  1. Javaバージョンの確認: ActiveMQはJavaに依存しているため、正しいバージョンのJavaがインストールされていることを確認してください。ターミナルで以下のコマンドを実行し、Javaのバージョンを確認します。

    java -version

    インストールされているJavaのバージョンが要件を満たしていない場合は、適切なバージョンのJavaをインストールしてください。

  2. Java_Home環境変数の設定: ActiveMQは、Java_Home環境変数を正しく設定する必要があります。Java_Home環境変数を設定するには、以下の手順を実行します。

    • ターミナルで以下のコマンドを実行し、Javaのインストール場所を確認します。

      readlink -f $(which java)
    • 結果から/bin/javaを除いたパスをコピーします。

    • ターミナルで以下のコマンドを実行し、.bashrcファイルを開きます。

      nano ~/.bashrc
    • ファイルの最後に以下の行を追加します。

      export JAVA_HOME=/path/to/java

      先ほどコピーしたJavaのパスを/path/to/javaに置き換えてください。

    • ファイルを保存して閉じます。

    • ターミナルで以下のコマンドを実行し、環境変数を反映させます。

      source ~/.bashrc
  3. JavaMD設定の確認: ActiveMQの起動には、JavaMD設定が正しく行われていることが重要です。JavaMD設定を確認するには、以下の手順を実行します。

    • ターミナルで以下のコマンドを実行し、Javaのマルチバージョン管理ツール(JavaMD)がインストールされていることを確認します。

      javamd version
    • JavaMDがインストールされていない場合は、Javaのバージョンを切り替えるためのツールとしてJavaMDをインストールします。

    • ターミナルで以下のコマンドを実行し、ActiveMQをアンインストールします。

      sudo apt purge activemq
    • インストールされたファイルや設定が削除されますので、注意してください。

    • ActiveMQの公式ウェブサイトから最新バージョンをダウンロードし、インストールします。