Multerのセットアップと使用方法

パッケージのインストール: まず、プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを使用して、Multerパッケージをインストールします。

npm install multer

ExpressアプリケーションへのMulterの統合: 次に、ExpressアプリケーションでMulterを使用するために、以下のようにMulterをインポートし、適切な設定を行います。

const express = require('express');
const multer = require('multer');
const app = express();
// アップロードされたファイルの保存先を指定
const storage = multer.diskStorage({
  destination: (req, file, cb) => {
    cb(null, 'uploads/') // ファイルの保存先ディレクトリ
  },
  filename: (req, file, cb) => {
    cb(null, file.originalname) // アップロードされたファイルのオリジナルのファイル名を使用
  }
});
// Multerの設定を適用
const upload = multer({ storage: storage });
// ファイルのアップロードを処理するエンドポイント
app.post('/upload', upload.single('file'), (req, res) => {
  // アップロードが成功した場合の処理
  res.send('ファイルのアップロードが完了しました。');
});
// サーバーを起動
app.listen(3000, () => {
  console.log('サーバーが起動しました。');
});

上記のコードでは、storageオブジェクトでアップロードされたファイルの保存先を指定しています。ここではuploads/ディレクトリに保存されるようになっていますが、必要に応じて変更してください。

ファイルのアップロードをテスト: 上記のコードを実行し、サーバーを起動した後、ブラウザやAPIテストツールを使用してファイルのアップロードをテストすることができます。ファイルを選択して送信すると、指定した保存先にファイルがアップロードされます。

これで、Multerのセットアップと使用方法についての基本的な理解ができました。さらに詳細な設定やMulterの機能については、公式のドキュメントを参照してください。