まず、コレクション変数とは、Postmanのコレクション内で使用されるグローバルな変数のことです。これを利用することで、複数のリクエスト間で共有されるデータを簡単に管理することができます。
コレクション変数を使用すると、リクエストのURLやヘッダー、ボディなどの部分で変数を参照することができます。これにより、テストケースごとに異なる値を使いたい場合でも、変数の値を変更するだけで簡単に対応することができます。
以下に、コレクション変数を使用したコード例を示します。
GET {{base_url}}/api/users/{{user_id}}
Authorization: Bearer {{auth_token}}
上記の例では、base_url
とauth_token
という2つのコレクション変数が使用されています。リクエストのURLやAuthorizationヘッダーの値を、変数で置き換えることができます。
このようにコレクション変数を使用することで、テストの再利用性や保守性を向上させることができます。また、Postmanのスクリプト機能を組み合わせることで、より高度なテストやデータの動的な生成も可能です。
以上が、Postmanコレクション変数の使用方法とコード例の紹介です。これを活用することで、効率的なAPIテストを行うことができるでしょう。