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デフォルトプロップスの設定方法: Styled Componentsでは、
defaultProps
オブジェクトを使用してデフォルトプロップスを設定します。コンポーネントの定義の直前にdefaultProps
を定義し、プロパティとそのデフォルト値を指定します。import styled from 'styled-components'; const StyledButton = styled.button` /* スタイルの定義 */ `; StyledButton.defaultProps = { color: 'blue', size: 'medium', };
上記の例では、
StyledButton
コンポーネントにcolor
とsize
という2つのプロパティのデフォルト値を設定しています。もし親コンポーネントからこれらのプロパティが渡されなかった場合、デフォルト値が使用されます。 -
デフォルトプロップスの利用例: デフォルトプロップスを使用することで、コンポーネントの使用側で特定のプロパティを指定しなくても、デフォルトの値が適用されます。以下は、
StyledButton
コンポーネントの使用例です。import React from 'react'; import StyledButton from './StyledButton'; const App = () => { return ( <div> <StyledButton>Click me!</StyledButton> {/* colorプロパティを指定しない場合、デフォルトのblueが適用される */} <StyledButton color="red">Click me!</StyledButton> {/* sizeプロパティを指定しない場合、デフォルトのmediumが適用される */} <StyledButton size="large">Click me!</StyledButton> </div> ); }; export default App;
上記の例では、最初の
StyledButton
コンポーネントはcolor
とsize
プロパティを指定していません。そのため、デフォルトの値が適用され、青色の中サイズのボタンが表示されます。2番目と3番目のStyledButton
コンポーネントでは、color
とsize
プロパティを指定しているため、指定された値が適用されます。
以上が、Styled Componentsでデフォルトプロップスを設定する方法のシンプルな説明とコード例です。これを参考にして、自分のReactプロジェクトでデフォルトプロップスを活用してみてください。