Styled Componentsでのデフォルトプロップスの設定方法


  1. デフォルトプロップスの設定方法: Styled Componentsでは、defaultPropsオブジェクトを使用してデフォルトプロップスを設定します。コンポーネントの定義の直前にdefaultPropsを定義し、プロパティとそのデフォルト値を指定します。

    import styled from 'styled-components';
    const StyledButton = styled.button`
     /* スタイルの定義 */
    `;
    StyledButton.defaultProps = {
     color: 'blue',
     size: 'medium',
    };

    上記の例では、StyledButtonコンポーネントにcolorsizeという2つのプロパティのデフォルト値を設定しています。もし親コンポーネントからこれらのプロパティが渡されなかった場合、デフォルト値が使用されます。

  2. デフォルトプロップスの利用例: デフォルトプロップスを使用することで、コンポーネントの使用側で特定のプロパティを指定しなくても、デフォルトの値が適用されます。以下は、StyledButtonコンポーネントの使用例です。

    import React from 'react';
    import StyledButton from './StyledButton';
    const App = () => {
     return (
       <div>
         <StyledButton>Click me!</StyledButton>
         {/* colorプロパティを指定しない場合、デフォルトのblueが適用される */}
         <StyledButton color="red">Click me!</StyledButton>
         {/* sizeプロパティを指定しない場合、デフォルトのmediumが適用される */}
         <StyledButton size="large">Click me!</StyledButton>
       </div>
     );
    };
    export default App;

    上記の例では、最初のStyledButtonコンポーネントはcolorsizeプロパティを指定していません。そのため、デフォルトの値が適用され、青色の中サイズのボタンが表示されます。2番目と3番目のStyledButtonコンポーネントでは、colorsizeプロパティを指定しているため、指定された値が適用されます。

以上が、Styled Componentsでデフォルトプロップスを設定する方法のシンプルな説明とコード例です。これを参考にして、自分のReactプロジェクトでデフォルトプロップスを活用してみてください。