-
マークの設定: マークを設定するには、ノーマルモードで
m
コマンドを使用します。例えば、ma
と入力すると、現在のカーソル位置にa
という名前のマークが設定されます。 -
マークへの移動: マークに設定した場所に戻るには、ノーマルモードで
'
(シングルクォート)コマンドを使用します。例えば、'a
と入力すると、a
という名前のマークに戻ります。 -
マーク間のジャンプ: マーク間をジャンプするには、ノーマルモードで
`
(バッククォート)コマンドを使用します。例えば、`a
と入力すると、直前に設定したa
という名前のマークにジャンプします。 -
マークの一覧表示: マークの一覧を表示するには、コマンドモードで
:marks
と入力します。設定されているすべてのマークが表示されます。
以下は、実際のコード例です。
- マークの設定と移動の例:
This is line 1.
This is line 2.
This is line 3. <- マークを設定したい行でカーソルを合わせる
This is line 4.
This is line 5.
カーソルを行3に合わせ、ma
と入力してマークa
を設定します。次に、カーソルを別の場所に移動させ、'a
と入力してマークa
に戻ります。
- マーク間のジャンプの例:
This is line 1.
This is line 2. <- マークを設定したい行でカーソルを合わせる
This is line 3.
This is line 4. <- マークを設定したい行でカーソルを合わせる
This is line 5.
カーソルを行2に合わせ、`
コマンドを入力して最後に設定したマークにジャンプします。
これらのコマンドと例を使用すると、VIMでテキストマークを効果的に活用できます。これにより、大量のテキストを編集する際に時間と労力を節約することができます。