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まず、ターミナルまたはコマンドプロンプトを開きます。
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仮想環境を作成したいディレクトリに移動します。たとえば、デスクトップ上に"myproject"というディレクトリを作成したい場合、次のコマンドを実行します。
cd Desktop mkdir myproject cd myproject
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以下のコマンドを使用して、venvを作成します。
python3 -m venv myenv
このコマンドは、Python 3のvenvモジュールを使用して"myenv"という名前の仮想環境を作成します。"myenv"の部分は任意の名前に変更できます。
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仮想環境をアクティベートします。以下のコマンドを実行します。
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macOS/Linux:
source myenv/bin/activate
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Windows:
myenv\Scripts\activate
これにより、仮想環境がアクティブになります。ターミナルのプロンプトの先頭に"(myenv)"と表示されます。
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仮想環境でパッケージをインストールしたり、Pythonスクリプトを実行したりすることができます。たとえば、以下のコマンドを使用してFlaskパッケージをインストールすることができます。
pip install Flask
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作業が終了したら、仮想環境を無効化することができます。以下のコマンドを実行します。
deactivate
これにより、現在の仮想環境が無効になり、通常のPython環境に戻ります。
以上が、Pythonでvenvを作成して使用する方法の基本的な手順です。仮想環境を使用することで、Pythonプロジェクトの依存関係を管理しやすくなり、プロジェクト間のパッケージの衝突を防ぐことができます。