まず、Visual Studioのメニューバーから「ツール」→「オプション」を選択します。オプションウィンドウが表示されたら、「環境」→「キーボード」を選択します。キーボードの設定が表示されます。
次に、キーボードの設定の右上にある「プリセットのインポート」ボタンをクリックします。そこには既存のキーボード設定がいくつか用意されていますが、ここでは「Visual Studio Code」を選択します。すると、VS CodeのキーバインディングがVisual Studioにインポートされます。
インポートが完了したら、「割り当て済み」の一覧でVS Codeのショートカットキーが表示されていることを確認できます。これで、Visual StudioでVS Codeのショートカットキーを使用する準備が整いました。
例えば、VS Codeでよく使われるショートカットキーの一つである「Ctrl + D」を使用して複数の選択を行いたい場合、Visual Studioでも同じ操作を行うことができます。選択したい行にカーソルを合わせ、Ctrlキーを押しながらDキーを押すと、選択範囲が追加されます。
他にも、VS Codeの「Ctrl + /」を使用してコメントアウトする操作もVisual Studioで同じように行うことができます。選択したい行にカーソルを合わせ、Ctrlキーを押しながら/キーを押すと、選択した行がコメントアウトされます。
このように、Visual StudioでVS Codeのショートカットキーを使用することで、より効率的にコーディング作業を行うことができます。自分の好みや作業スタイルに合わせて、必要なショートカットキーを選択してみてください。
この記事では、VS Codeのショートカットキーの一部しか紹介していませんが、Visual Studioで使用可能な他のショートカットキーについても調べてみることをおすすめします。また、個々のショートカットキーに関する詳細な情報やカスタマイズ方法については、Visual Studioの公式ドキュメントを参照してください。