PostgreSQLからSQLiteへのデータ移行方法


  1. データのバックアップ: まず、PostgreSQLのデータをバックアップします。pg_dumpコマンドを使用して、データベースのダンプファイルを作成します。以下のコマンドを実行します。

    pg_dump -U ユーザー名 -h ホスト名 -d データベース名 -f バックアップファイル名

    このコマンドでは、ユーザー名、ホスト名、データベース名、およびバックアップファイル名を適切に指定してください。

  2. SQLiteデータベースの作成: 次に、SQLiteデータベースを作成します。SQLiteコマンドラインツールを使用して、新しいデータベースファイルを作成します。以下のコマンドを実行します。

    sqlite3 新しいデータベースファイル名

    このコマンドでは、新しいデータベースファイル名を適切に指定してください。

  3. スキーマの作成: PostgreSQLからSQLiteへのデータ移行には、まずスキーマ(テーブル、ビュー、インデックスなど)を作成する必要があります。pg_dumpで作成したダンプファイルには、スキーマの作成に必要なSQL文が含まれています。SQLiteコマンドラインツールで新しいデータベースに接続し、ダンプファイルを実行します。

    .read ダンプファイル名

    これにより、スキーマが新しいSQLiteデータベースに作成されます。

  4. データのインポート: スキーマが作成されたら、データをインポートします。pg_dumpで作成したダンプファイルには、データのINSERT文も含まれています。SQLiteコマンドラインツールで新しいデータベースに接続し、ダンプファイルを実行します。

    .read ダンプファイル名

    これにより、データが新しいSQLiteデータベースにインポートされます。

以上の手順に従うことで、PostgreSQLからSQLiteへのデータ移行が可能です。また、この手順にはコマンドラインツールを使用していますが、各データベースのクライアントライブラリやORMを使用することもできます。