- クラスの宣言
JavaScriptでは、クラスを
class
キーワードを使用して宣言します。以下は基本的なクラスの宣言の例です。
class MyClass {
constructor() {
// コンストラクタ
}
// メソッド
myMethod() {
// メソッドの処理
}
}
上記の例では、MyClass
という名前のクラスを宣言しています。constructor
メソッドはクラスのインスタンスを作成する際に呼び出される特殊なメソッドです。また、myMethod
という名前のメソッドも定義しています。
- インスタンスの作成
クラスを使用してオブジェクト(インスタンス)を作成するには、
new
キーワードを使用します。以下はインスタンスの作成例です。
const myObject = new MyClass();
上記の例では、MyClass
を使用してmyObject
という名前のインスタンスを作成しています。
- メソッドの呼び出し
インスタンスからメソッドを呼び出すには、ドット(
.
)演算子を使用します。以下はメソッドの呼び出しの例です。
myObject.myMethod();
上記の例では、myObject
インスタンスのmyMethod
メソッドを呼び出しています。
- プロパティの追加 クラスには、インスタンスごとに異なる値を保持するプロパティを追加することもできます。以下はプロパティの追加例です。
class MyClass {
constructor(name) {
this.name = name;
}
myMethod() {
console.log(`Hello, ${this.name}!`);
}
}
const myObject = new MyClass("John");
myObject.myMethod(); // 出力: Hello, John!
上記の例では、MyClass
クラスのコンストラクタでname
プロパティを受け取り、インスタンスごとに異なる値を保持するようにしています。
以上がJavaScriptでクラスを宣言して使用する基本的な方法です。クラスを使用することで、オブジェクト指向プログラミングの概念を活用し、より効率的なコードを記述することができます。