Reactにおけるフィールドエラーのスクロール方法


  1. フィールドエラーの検出: フォームのバリデーションを実行し、フィールドごとのエラーを検出します。通常、エラーは状態変数またはオブジェクトとして管理されます。

  2. スクロールの実装: フィールドエラーが検出された場合、対応するフィールドまたはエラーメッセージのDOM要素を特定します。これには、各フィールドに一意のIDを割り当てることが役立ちます。

    以下は、Reactのクラスコンポーネントでの例です。

    class MyForm extends React.Component {
     constructor(props) {
       super(props);
       this.state = {
         errors: {},
       };
       this.formRef = React.createRef();
     }
     scrollToFieldError = (fieldId) => {
       const fieldElement = document.getElementById(fieldId);
       if (fieldElement) {
         fieldElement.scrollIntoView({ behavior: 'smooth', block: 'center' });
       }
     };
     handleSubmit = (event) => {
       // フォームのバリデーションを実行し、エラーを検出するロジックを実装する
       // エラーが検出された場合
       if (hasErrors) {
         this.setState({ errors: fieldErrors });
         // 最初のエラーフィールドにスクロールする
         const firstErrorField = Object.keys(fieldErrors)[0];
         this.scrollToFieldError(firstErrorField);
       }
       event.preventDefault();
     };
     render() {
       const { errors } = this.state;
       return (
         <form ref={this.formRef} onSubmit={this.handleSubmit}>
           {/* 各フィールドの実装 */}
           <input id="field1" type="text" />
           {errors.field1 && <div>{errors.field1}</div>}
           <input id="field2" type="text" />
           {errors.field2 && <div>{errors.field2}</div>}
           {/* ...他のフィールド */}
         </form>
       );
     }
    }

    上記の例では、scrollToFieldErrorメソッドを使用してエラーフィールドにスクロールしています。fieldIdを受け取り、getElementByIdを使用して対応するDOM要素を取得し、scrollIntoViewメソッドを使用してスクロールします。

    フォームの<form>要素にrefを追加し、handleSubmitメソッド内でscrollToFieldErrorメソッドを呼び出すことで、エラーが検出された場合に自動的にスクロールが発生します。

    これにより、Reactでフィールドエラーのスクロールを実装することができます。