まず、Async/Awaitを使用するには、非同期処理を行いたい関数の前にasync
キーワードを付ける必要があります。これにより、関数は非同期関数として宣言されます。例えば、以下のような関数があります:
async function fetchData() {
// 非同期なデータの取得処理
const response = await fetch('https://api.example.com/data');
const data = await response.json();
return data;
}
上記の例では、fetchData
関数が非同期処理を行いたい関数です。await
キーワードは、非同期な処理の結果を待ち、その結果を取得するために使用されています。fetch
関数は非同期にデータを取得するためのものであり、response.json()
も非同期な処理でレスポンスをJSON形式に変換します。
次に、Async/Awaitを呼び出す側で使用する方法を見てみましょう。以下の例では、非同期関数を呼び出してその結果を取得しています。
async function main() {
try {
const result = await fetchData();
console.log(result);
} catch (error) {
console.error('エラーが発生しました:', error);
}
}
main();
上記の例では、main
関数が非同期関数であり、fetchData
関数を呼び出してその結果を取得しています。try/catch
文を使用してエラーハンドリングを行っており、エラーが発生した場合にはcatch
ブロックが実行されます。
このように、Async/Awaitを使用することで非同期処理を直感的に記述することができます。また、Promiseチェーンを使用する場合よりもエラーハンドリングが簡単になります。
以上が、JavaScriptにおけるAsync/Awaitの使用方法とコード例の紹介です。この方法を使うことで、非同期処理を効果的に制御し、コードの可読性と保守性を向上させることができます。