- Electronモジュールのインストール: まず、Electronモジュールをインストールする必要があります。以下のコマンドを使用して、Electronモジュールをプロジェクトに追加します。
npm install electron
- メインプロセスの作成: Electronアプリケーションでは、メインプロセスとレンダラープロセスの2つのプロセスが存在します。メインプロセスは、画面キャプチャの制御を担当します。
const { app, BrowserWindow } = require('electron')
function createWindow() {
const mainWindow = new BrowserWindow()
// 画面キャプチャの設定と処理を行うコードを追加する
}
app.whenReady().then(() => {
createWindow()
})
- 画面キャプチャの処理:
メインプロセスで画面キャプチャを行うには、Electronの
desktopCapturer
モジュールを使用します。以下のコードは、画面キャプチャを行うための基本的な手順を示しています。
const { desktopCapturer } = require('electron')
function captureScreen() {
desktopCapturer.getSources({ types: ['screen'], thumbnailSize: { width: 1920, height: 1080 } })
.then(sources => {
// ソースのリストからキャプチャするソースを選択する処理を追加する
const selectedSource = sources[0]
// キャプチャを開始する
navigator.mediaDevices.getUserMedia({
audio: false,
video: {
mandatory: {
chromeMediaSource: 'desktop',
chromeMediaSourceId: selectedSource.id,
minWidth: 1920,
maxWidth: 1920,
minHeight: 1080,
maxHeight: 1080
}
}
})
.then(stream => {
// キャプチャした画面を処理するコードを追加する
})
.catch(error => {
// エラーハンドリングのコードを追加する
})
})
}
// createWindow関数内でcaptureScreen関数を呼び出す
function createWindow() {
const mainWindow = new BrowserWindow()
captureScreen()
}
このコードは、画面キャプチャを行う基本的な手順を示しています。desktopCapturer
モジュールを使用して画面ソースを取得し、選択したソースのキャプチャを開始します。キャプチャされた画面は、stream
オブジェクトとして取得できます。
以上がElectron.jsを使用して画面キャプチャを行う方法の一例です。詳細な実装やさまざまなオプションの使用方法については、公式のElectronドキュメントを参照してください。