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C++11以降の標準ライブラリを使用する方法: C++11以降では、
ヘッダーファイルに乱数生成器が追加されました。次のコードは、指定された範囲の乱数を生成する方法を示しています。 #include <iostream> #include <random> int main() { std::random_device rd; // ランダムデバイスを初期化 std::mt19937 gen(rd()); // メルセンヌ・ツイスター乱数生成器を初期化 std::uniform_int_distribution<int> dist(min_value, max_value); // 範囲を指定 int random_num = dist(gen); // 指定された範囲の乱数を生成 std::cout << "Random number: " << random_num << std::endl; return 0; }
上記のコードでは、
min_value
とmax_value
は生成する乱数の範囲を表す整数値です。生成された乱数はrandom_num
変数に格納され、出力されます。 -
C++03以前の方法: C++03以前のバージョンでは、
ヘッダーファイルにある標準の乱数生成関数を使用して乱数を生成します。次のコードは、C++03以前の方法を示しています。 #include <iostream> #include <cstdlib> #include <ctime> int main() { std::srand(std::time(0)); // 乱数生成器を初期化 int random_num = std::rand() % (max_value - min_value + 1) + min_value; // 範囲を指定して乱数を生成 std::cout << "Random number: " << random_num << std::endl; return 0; }
上記のコードでは、
min_value
とmax_value
は生成する乱数の範囲を表す整数値です。乱数生成器はstd::srand(std::time(0))
で初期化され、生成された乱数はrandom_num
変数に格納されます。