Webpack Dev Serverの詳細なログ出力設定方法と使用例


  1. ログレベルの設定: Webpack Dev Serverでは、ログレベルを設定することができます。ログレベルには、none、error、warning、info、verboseなどのオプションがあります。詳細なログを取得するためには、ログレベルをverboseに設定します。以下は、Webpack Dev Serverの設定ファイル(webpack.config.js)でログレベルをverboseに設定する例です。
module.exports = {
  // ...他の設定...
  devServer: {
    // ...他の設定...
    stats: 'verbose',
  },
};
  1. ログオプションの設定: Webpack Dev Serverでは、ログ出力の詳細度をさらに設定することができます。以下のオプションを使用して、出力する情報をカスタマイズできます。
  • colors: ログに色を付けるかどうかを指定します。
  • modules: モジュールの情報を表示します。
  • entrypoints: エントリーポイントの情報を表示します。
  • timings: ビルド時間とリクエスト時間を表示します。
  • version: Webpackのバージョンを表示します。
  • hash: ビルドのハッシュ値を表示します。

以下は、Webpack Dev Serverの設定ファイルでログオプションを設定する例です。

module.exports = {
  // ...他の設定...
  devServer: {
    // ...他の設定...
    stats: {
      colors: true,
      modules: true,
      entrypoints: true,
      timings: true,
      version: true,
      hash: true,
    },
  },
};
  1. コンソールにログを表示する: Webpack Dev Serverのログは、デフォルトではコンソールに表示されます。上記の設定を行った後、Webpack Dev Serverを起動すると、詳細なログがコンソールに出力されます。

これらの設定を使って、Webpack Dev Serverの詳細なログ出力を行うことができます。開発中に発生する問題のトラブルシューティングや、ビルドのパフォーマンスの向上に役立つでしょう。