Visual Studioでウォッチャーを追加する方法


ウォッチャーを追加する方法はいくつかあります。以下にいくつかの方法とそれぞれのコード例を示します。

  1. ウォッチウィンドウを使用する方法:

    • Visual Studioのメニューバーから「デバッグ(Debug)」メニューを選択し、「ウォッチウィンドウ(Watch Window)」をクリックします。
    • ウォッチウィンドウが表示されたら、新しいウォッチャーを追加するためのテキストボックスがあります。ここに変数名や式を入力します。
    • ウォッチャーを追加したら、変数の値がウォッチウィンドウに表示されます。
    int myVariable = 10;
    string myString = "Hello";
    // ウォッチャーを追加
    myVariable
    myString
  2. デバッグポイントを使用する方法:

    • コードのデバッグポイントを設定します。変数の値を監視したい場所にカーソルを合わせ、F9キーを押すか、右クリックメニューから「ブレークポイントの挿入(Insert Breakpoint)」を選択します。
    • デバッグモードでコードを実行します。デバッグポイントでプログラムが停止したら、変数の値を確認するためにマウスを変数上にホバリングします。
    int myVariable = 10;
    string myString = "Hello";
    // デバッグポイントを設定
    Console.WriteLine("Breakpoint here"); // <- ブレークポイント
    // コードの実行
    myVariable = 20;
    myString = "World";
  3. コード内で直接ウォッチャーを使用する方法:

    • コード内でSystem.Diagnostics.DebuggerクラスのBreakメソッドを使用してウォッチャーを追加し、デバッグモードでプログラムを実行します。
    int myVariable = 10;
    string myString = "Hello";
    // ウォッチャーを追加
    System.Diagnostics.Debugger.Break();
    // コードの実行
    myVariable = 20;
    myString = "World";

これらの方法を使用することで、Visual Studioでウォッチャーを追加して変数や式の値を監視することができます。デバッグ中に問題を分析し、効率的なコードの修正を行うために、ウォッチャーは非常に役立つツールです。