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makefileの存在を確認する: まず最初に、プログラムのディレクトリにmakefileが存在するか確認してください。makefileはビルドプロセスを定義するためのファイルであり、makeコマンドはこれを使用してビルドを実行します。makefileが存在しない場合は、作成する必要があります。
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makefileを作成する: makefileを作成するには、テキストエディタを使用して新しいファイルを作成し、以下のような内容を記述します。
target: dependencies command
上記のテンプレートでは、"target"はビルドするファイル名、"dependencies"はビルドに必要なファイルやリソースのリスト、"command"はビルドプロセスを実行するコマンドです。具体的なコード例を以下に示します。
myprogram: main.c util.c gcc -o myprogram main.c util.c
上記の例では、"myprogram"というターゲットをmain.cとutil.cの2つのソースファイルに依存してビルドし、gccコンパイラを使用して実行可能ファイルを作成しています。
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makeコマンドを実行する: makefileを作成したら、ターミナルでmakeコマンドを実行してビルドを開始します。以下のコマンドを入力します。
make
makeコマンドはmakefileを読み込み、指定されたターゲットをビルドします。正常にビルドが完了すると、エラーメッセージは表示されなくなります。
以上の手順に従って、C言語で「No targets specified and no makefile found. Stop.」エラーを修正することができます。必要に応じて、自分のプロジェクトに適したmakefileを作成し、ビルドプロセスをカスタマイズすることもできます。