Gitのデフォルトブランチ名を「master」から「main」に変更する方法


  1. Gitのバージョンを確認する 最新のGitバージョンを使用することをおすすめします。ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してバージョンを確認します。
git --version
  1. Gitの設定を確認する 次のコマンドを実行して、現在のGitの設定を確認します。
git config --list

設定の中に「init.defaultBranch=master」という行があるはずです。

  1. Gitの設定を変更する 次のコマンドを実行して、Gitの設定を変更します。
git config --global init.defaultBranch main

これにより、新しいリポジトリが作成される際にデフォルトのブランチ名が「main」になります。

  1. 既存のリポジトリのデフォルトブランチ名を変更する 既存のリポジトリのデフォルトブランチ名を変更するには、以下の手順を実行します。

まず、変更したいリポジトリのディレクトリに移動します。

cd /path/to/repository

次に、次のコマンドを実行してデフォルトブランチ名を変更します。

git branch -m master main

これにより、既存のブランチ名が「master」から「main」に変更されます。ただし、既にリモートリポジトリにプッシュしている場合は、リモートリポジトリ上でも変更する必要があります。

  1. リモートリポジトリのデフォルトブランチ名を変更する リモートリポジトリのデフォルトブランチ名を変更するには、以下の手順を実行します。

まず、リモートリポジトリのURLを確認します。

git remote -v

次に、リモートリポジトリのURLを変更します。

git remote set-head origin -a

これにより、リモートリポジトリのデフォルトブランチ名が変更されます。

以上が、Gitのデフォルトブランチ名を「master」から「main」に変更する方法です。シンプルかつ簡単な手順を示し、コード例も提供しました。これにより、新しいプロジェクトでのデフォルトブランチ名の設定や、既存のリポジトリのブランチ名の変更が容易になります。