- マッピングの設定: まず最初に、Elasticsearchのマッピングを適切に設定する必要があります。配列内の要素数を正確に取得するために、フィールドを正しくマッピングします。例えば、以下のようなマッピングを使用できます:
PUT your_index
{
"mappings": {
"properties": {
"your_array_field": {
"type": "nested",
"properties": {
"your_nested_field": {
"type": "text"
}
}
}
}
}
}
- クエリの作成: 要素数が指定値以上のドキュメントを検索するために、以下のようなクエリを使用します:
GET your_index/_search
{
"query": {
"script": {
"script": "params['_source']['your_array_field'].size() >= params['min_size']",
"params": {
"min_size": 5
}
}
}
}
上記の例では、"your_index"というインデックス名と、"your_array_field"という配列フィールド名を適宜置き換えてください。また、"min_size"パラメータには、取得したい要素数の最小値を指定します。
- コード例の実行: 以下のようなPythonコードを使用して、Elasticsearchに対するクエリを実行できます:
from elasticsearch import Elasticsearch
# Elasticsearchへの接続
es = Elasticsearch([{'host': 'localhost', 'port': 9200}])
# クエリの実行
result = es.search(index='your_index', body={
"query": {
"script": {
"script": "params['_source']['your_array_field'].size() >= params['min_size']",
"params": {
"min_size": 5
}
}
}
})
# 結果の処理
for hit in result['hits']['hits']:
# ヒットしたドキュメントの処理
print(hit['_source'])
上記の例では、Elasticsearchへの接続情報やクエリの詳細な設定を適宜修正してください。
これらの手順とコード例を使用することで、Elasticsearch 5.6において配列内の要素数が指定値以上のデータを分析することができます。