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デフォルト値の指定: JSONカラムのデフォルト値を指定するには、CREATE TABLE文でデフォルト値を明示的に指定します。例えば、以下のように記述します。
CREATE TABLE my_table ( id Int32, data JSON DEFAULT '{}' ) ENGINE = MergeTree()
上記の例では、デフォルト値として空のJSONオブジェクト
{}
を指定しています。 -
ユーザー定義関数 (UDF) の使用: ClickHouseでは、ユーザー定義関数(UDF)を使用して、JSONカラムのデフォルト値を動的に生成することもできます。以下に、UDFを使用する例を示します。
-- UDFを作成 CREATE FUNCTION generate_default_json() RETURNS String LANGUAGE JavaScript IMMUTABLE AS ' return JSON.stringify({ "default_key": "default_value" }); '; -- テーブルの作成 CREATE TABLE my_table ( id Int32, data JSON DEFAULT generate_default_json() ) ENGINE = MergeTree()
上記の例では、
generate_default_json()
関数を使用して、JSONカラムのデフォルト値を動的に生成しています。 -
INSERT文でデフォルト値を指定: ClickHouseでは、INSERT文で明示的にデフォルト値を指定することもできます。以下に、INSERT文でデフォルト値を指定する例を示します。
INSERT INTO my_table (id, data) VALUES (1, DEFAULT)
上記の例では、デフォルト値を指定せずにINSERT文を実行しています。デフォルト値として、事前に指定したデフォルト値が使用されます。