- 構文エラー: 構文エラーは、プログラムの文法が正しくない場合に発生します。たとえば、セミコロンの欠落や括弧の不一致などが考えられます。エラーメッセージを読み、該当する行を確認しましょう。
例:
error: expected ';' before '}' token
解決方法: 行末のセミコロンが不足している可能性があります。セミコロンを追加するか、括弧の閉じ忘れを確認しましょう。
- 実行時エラー: 実行時エラーは、プログラムが実行されている間に発生するエラーです。ゼロでの除算や無効なメモリへのアクセスなどが一般的な例です。
例:
Segmentation fault (core dumped)
- ランタイムエラー: ランタイムエラーは、実行時に検出されるエラーで、プログラムの動作に影響を与えます。配列の境界外アクセスや型の不一致などが一般的な例です。
例:
warning: format '%d' expects argument of type 'int', but argument 2 has type 'double'
解決方法: フォーマット指定子と変数の型が一致しているか確認しましょう。必要に応じて型のキャストを行います。
- 論理エラー: 論理エラーは、プログラムが意図した結果を返さない場合に発生します。条件分岐やループの制御が適切でない、変数の初期化が正しく行われていないなどが考えられます。
解決方法: プログラムのロジックを検証し、条件分岐やループなどの制御フローを適切に修正します。