Javaで非同期にコードを実行する方法と例

2024-03-11 20:53 Java 非同期処理 スレッド
  1. スレッドを使用する方法: スレッドを使ってコードを非同期に実行することができます。以下は、Javaのスレッドを使用した非同期処理の例です。
Thread thread = new Thread(() -> {
    // ここに非同期で実行したいコードを記述する
});
thread.start();
  1. ExecutorServiceを使用する方法: ExecutorServiceを使用すると、スレッドをより簡単に管理できます。以下は、ExecutorServiceを使用して非同期処理を実行する例です。
ExecutorService executorService = Executors.newFixedThreadPool(10); // 同時に実行するスレッドの数を指定
executorService.submit(() -> {
    // ここに非同期で実行したいコードを記述する
});
executorService.shutdown(); // 処理が完了したらExecutorServiceをシャットダウンする
  1. CompletableFutureを使用する方法: CompletableFutureはJava 8から導入された非同期処理を扱うための強力なクラスです。以下は、CompletableFutureを使用した非同期処理の例です。
CompletableFuture<Void> future = CompletableFuture.runAsync(() -> {
    // ここに非同期で実行したいコードを記述する
});
future.join(); // 処理が完了するまで待機する

上記の方法は、非同期処理を実現するための一部の一般的な手法です。どの方法を選ぶかは、使用するコードや要件によって異なります。適切な方法を選択するには、具体的な要件と制約に基づいて判断する必要があります。

また、非同期処理を行う際には、適切なエラーハンドリングと同期制御も重要です。エラーハンドリングに関しては、例外処理やリトライロジックなどが含まれます。同期制御に関しては、非同期処理の完了を待機したり、複数の非同期処理の結果を組み合わせたりする方法があります。

上記のコード例を参考にしながら、具体的な要件や制約に合わせて非同期処理を実装してみてください。