ASP.NETでの状態データベースの作成方法


  1. SQL Server Management Studio (SSMS)を使用した状態データベースの作成方法:

    • SSMSを開き、新しいデータベースを作成します。
    • データベースの名前を指定し、必要に応じて他の設定を行います。
    • データベースが作成されたら、データベースに接続します。
  2. コマンドプロンプト(CMD)を使用した状態データベースの作成方法:

    • コマンドプロンプトを開きます。
    • SQL Serverのインストール場所に移動します(通常は「C:\Program Files\Microsoft SQL Server」)。
    • バージョンに応じたフォルダを選択し、その中の「Tools\Binn」フォルダに移動します。
    • CMDで以下のコマンドを実行します:
      aspnet_regsql.exe -S <サーバー名> -E -ssadd -sstype c
      • <サーバー名>の部分を、使用しているSQL Serverのインスタンス名に置き換えます。
      • コマンドを実行すると、状態データベースが作成されます。
  3. ASP.NETのWeb.configファイルを使用した状態データベースの設定方法:

    • Web.configファイルを開きます。
    • <configuration>セクション内に以下の設定を追加します:
      <system.web>
      <sessionState mode="SQLServer" sqlConnectionString="Data Source=<サーバー名>;Initial Catalog=<データベース名>;Integrated Security=True" />
      </system.web>
      • <サーバー名>の部分を使用しているSQL Serverのインスタンス名に、<データベース名>の部分を作成したデータベース名に置き換えます。
      • これにより、ASP.NETのセッション状態が指定したデータベースに保存されるようになります。