以下に、Excel VBAでキューを実装するための方法とコード例をいくつか示します。
- Collectionオブジェクトを使用する方法:
Dim Queue As New Collection
Sub Enqueue(ByVal Item As Variant)
Queue.Add Item
End Sub
Function Dequeue() As Variant
If Queue.Count > 0 Then
Dequeue = Queue(1)
Queue.Remove 1
End If
End Function
この例では、Collectionオブジェクトを使用してキューを実装しています。Enqueue
関数は、キューにデータを追加するために使用されます。Dequeue
関数は、キューからデータを取り出すために使用されます。
- 配列を使用する方法:
Dim Queue() As Variant
Dim Front As Long
Dim Rear As Long
Sub InitializeQueue(ByVal Size As Long)
ReDim Queue(1 To Size)
Front = 0
Rear = 0
End Sub
Sub Enqueue(ByVal Item As Variant)
If Rear < UBound(Queue) Then
Rear = Rear + 1
Queue(Rear) = Item
End If
End Sub
Function Dequeue() As Variant
If Front < Rear Then
Front = Front + 1
Dequeue = Queue(Front)
End If
End Function
この例では、配列を使用してキューを実装しています。InitializeQueue
サブルーチンは、キューの初期化と必要なサイズの確保を行います。Enqueue
サブルーチンは、キューにデータを追加し、Dequeue
関数はキューからデータを取り出します。
これらはExcel VBAでキューを実装するための基本的な方法です。他にも様々な方法がありますが、これらのコード例は基本的な機能を提供するものです。必要に応じて、これらのコードをカスタマイズして利用してください。