まず最初に、OneWireライブラリとDallasTemperatureライブラリをインストールする必要があります。Arduino IDEを使用している場合は、以下の手順に従ってください。
- Arduino IDEを開きます。
- 「スケッチ」メニューから「ライブラリをインクルード」→「ライブラリを管理...」を選択します。
- 「ライブラリマネージャー」ウィンドウが表示されますので、検索バーに「OneWire」と入力します。
- 「OneWire」ライブラリを選択し、「インストール」ボタンをクリックします。
- 同様に、「DallasTemperature」ライブラリも検索してインストールします。
ライブラリがインストールされたら、次にコードを書く準備が整います。以下に、OneWireライブラリとDallasTemperatureライブラリを使用して温度センサーの値を取得するサンプルコードを示します。
#include <OneWire.h>
#include <DallasTemperature.h>
// データピンの設定
const int dataPin = 2;
// OneWireオブジェクトの作成
OneWire oneWire(dataPin);
// DallasTemperatureオブジェクトの作成
DallasTemperature sensors(&oneWire);
void setup() {
// シリアル通信の開始
Serial.begin(9600);
// センサーの初期化
sensors.begin();
}
void loop() {
// 温度センサーからのデータ読み取り
sensors.requestTemperatures();
// センサーの数を取得
int sensorCount = sensors.getDeviceCount();
// 各センサーの温度を取得して表示
for (int i = 0; i < sensorCount; i++) {
float temperature = sensors.getTempCByIndex(i);
Serial.print("センサー");
Serial.print(i);
Serial.print("の温度: ");
Serial.print(temperature);
Serial.println("°C");
}
delay(1000);
}
上記のコードでは、dataPin変数を使用してデータピンを指定し、OneWireオブジェクトとDallasTemperatureオブジェクトを作成します。センサーの初期化後、loop関数内で温度センサーからのデータを読み取り、各センサーの温度をシリアルモニタに表示します。
このように、OneWireライブラリとDallasTemperatureライブラリを組み合わせて使用することで、簡単に温度センサーを制御することができます。この方法を使えば、温度データを取得して他の用途に利用することも可能です。
以上が、OneWire DallasTemperatureライブラリを別のライブラリ内で使用する方法と、そのコード例です。この情報を参考にして、自分のプロジェクトに応用してみてください。