VPSを使用したMinecraftサーバーの設定と最適化方法


次に、VPSにSSH(Secure Shell)接続して、Minecraftサーバーをインストールします。LinuxベースのVPSを使用している場合、以下のコマンドを使用してOpenJDK(Java Development Kit)をインストールします。

sudo apt update
sudo apt install openjdk-8-jdk

Minecraftサーバーファイルをダウンロードし、任意のディレクトリに保存します。次に、サーバーを起動するためのスクリプトを作成します。以下は、サンプルの起動スクリプトです。

#!/bin/bash
java -Xmx2G -Xms1G -jar minecraft_server.jar nogui

このスクリプトでは、2GBの最大メモリと1GBの初期メモリを割り当てています。必要に応じてこれらの値を調整してください。

さらに、サーバーのパフォーマンスを最適化するためのいくつかの設定を行います。まず、server.propertiesファイルを編集します。以下は、いくつかの重要な設定の例です。

view-distance=10
spawn-protection=16
max-players=100

view-distanceは、プレイヤーが周囲を見ることができる距離を表します。spawn-protectionは、スポーン地点周辺の保護範囲を指定します。max-playersは、同時接続プレイヤーの最大数を設定します。

さらに、ゲーム内のラグを軽減するために、プラグインやモッドの使用も検討することができます。例えば、プレイヤー間の通信を最適化するためのプラグインや、モブのスポーンを制御するためのモッドなどがあります。

最後に、定期的なバックアップとセキュリティ対策を行うことも重要です。データの損失を防ぐために、定期的にバックアップを作成し、セキュリティ対策を強化してください。

この記事では、VPSを使用したMinecraftサーバーの設定と最適化方法について説明しました。これらの手順とコード例を参考にして、高性能で安定したMinecraftサーバーを構築してください。