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ReactiveMongoのセットアップ: まず、ReactiveMongoをプロジェクトに追加し、依存関係を設定する必要があります。通常、Scalaのビルドツール(例: sbt、Maven)を使用して依存関係を管理します。ReactiveMongoの公式ドキュメントには、セットアップ手順が詳細に記載されています。
import reactivemongo.api._
import scala.concurrent.ExecutionContext.Implicits.global
val driver = new MongoDriver
val connectionUri = "mongodb://localhost:27017/mydatabase"
val parsedUri = MongoConnection.parseURI(connectionUri)
val connection = parsedUri.map(driver.connection)
// 接続の確立
val futureConnection = connection.flatMap(_.connect())
- コレクションの操作: ReactiveMongoを使用してコレクションに対してクエリを実行するには、まずコレクションの参照を取得する必要があります。以下は、コレクションの参照を取得し、ドキュメントの挿入と検索を行うコード例です。
import reactivemongo.api.collections.bson.BSONCollection
import reactivemongo.bson._
val futureCollection: Future[BSONCollection] = futureConnection.map(_.database("mydatabase").collection("mycollection"))
// ドキュメントの挿入
val document = BSONDocument("name" -> "John", "age" -> 30)
val futureInsertResult = futureCollection.flatMap(_.insert.one(document))
// ドキュメントの検索
val query = BSONDocument("age" -> 30)
val futureFindResult = futureCollection.flatMap(_.find(query).cursor[BSONDocument]().collect[List]())
- エラーハンドリング: ReactiveMongoを使用している場合、非同期操作中に発生する可能性のあるエラーを適切にハンドリングする必要があります。以下は、エラーハンドリングの一例です。
futureInsertResult.onComplete {
case Success(result) => println(s"Insert successful: $result")
case Failure(error) => println(s"Insert failed: ${error.getMessage}")
}
- その他の機能: ReactiveMongoにはさまざまな機能があります。例えば、ソート、更新、削除などの操作、集計パイプラインの使用、インデックスの作成などがあります。それぞれの機能についての詳細な説明とコード例は、公式ドキュメントを参照してください。
以上が、ReactiveMongoを使用したMongoDBアプリケーションの開発とトラブルシューティングに関する基本的な情報とコード例です。この記事を参考にして、効果的なMongoDBアプケーションを開発し、問題が発生した場合には適切なトラブルシューティングを行ってください。