Oracle Data Pump Directoryの使用方法


以下に、Oracle Data Pump Directoryの使用方法とコード例をいくつか紹介します。

  1. Data Pump Directoryの作成: まず、ディレクトリオブジェクトを作成する必要があります。以下のSQL文を使用して、Data Pump Directoryを作成します。
CREATE DIRECTORY data_pump_dir AS '/path/to/directory';

上記のコードでは、data_pump_dirという名前のディレクトリオブジェクトを作成し、/path/to/directoryに対応するディレクトリパスを指定しています。

  1. エクスポート操作の実行: 次に、作成したData Pump Directoryを使用してデータベースのエクスポート操作を実行します。以下の例では、SCHEMA_NAMEというスキーマのデータをエクスポートしています。
expdp username/password@database_name DIRECTORY=data_pump_dir DUMPFILE=export.dmp SCHEMAS=SCHEMA_NAME

上記のコードでは、expdpコマンドを使用してエクスポート操作を行っています。DIRECTORYパラメータには、作成したData Pump Directoryの名前を指定し、DUMPFILEパラメータにはエクスポートファイルの名前を指定します。

  1. インポート操作の実行: エクスポートしたデータを別のデータベースにインポートする場合は、以下のコードを使用します。
impdp username/password@database_name DIRECTORY=data_pump_dir DUMPFILE=export.dmp SCHEMAS=SCHEMA_NAME

上記のコードでは、impdpコマンドを使用してインポート操作を行っています。エクスポート時と同様に、DIRECTORYパラメータにData Pump Directoryの名前、DUMPFILEパラメータにエクスポートファイルの名前を指定します。

以上がOracle Data Pump Directoryの基本的な使用方法です。他にもさまざまなパラメータやオプションが存在し、より詳細な制御が可能です。Oracleの公式ドキュメントやサンプルコードを参考にしながら、環境や要件に合わせた操作を実行してください。