まず、基本的な使い方を見てみましょう。setCharAtメソッドは、指定したインデックスの位置にある文字を新しい文字で置き換えます。以下は、文字列の3番目の文字を'X'に変更する例です。
StringBuilder sb = new StringBuilder("Hello");
sb.setCharAt(2, 'X');
System.out.println(sb.toString()); // 出力結果: "HeXlo"
この例では、StringBuilderオブジェクトsb
のインデックス2にある文字('l')が'X'に変更されます。その後、toString
メソッドを使用してStringBuilderオブジェクトを文字列に変換し、結果を出力しています。
さらに、複数の文字を一度に変更することも可能です。以下の例では、文字列内の特定の範囲の文字を一括で変更しています。
StringBuilder sb = new StringBuilder("Hello");
sb.replace(1, 4, "XYZ");
System.out.println(sb.toString()); // 出力結果: "HXYZo"
この例では、StringBuilderオブジェクトsb
のインデックス1から4までの範囲にある文字("ell")が"XYZ"に一括変更されます。
また、StringBuilderのsetCharAtメソッドは、文字列内の特定の文字を取得するのにも使用できます。以下の例では、指定したインデックスの文字を取得しています。
StringBuilder sb = new StringBuilder("Hello");
char ch = sb.charAt(1);
System.out.println(ch); // 出力結果: 'e'
この例では、StringBuilderオブジェクトsb
のインデックス1にある文字('e')が取得され、結果が出力されます。
以上が、JavaのStringBuilderクラスのsetCharAtメソッドの基本的な使い方といくつかのコード例です。これを参考にして、文字列の特定の位置の文字を変更する方法を簡単に実装できるでしょう。