Dartでは、標準的な方法としてdart:io
パッケージを使用してコンソールを制御します。以下に、画面をクリアするためのいくつかの方法とコード例を示します。
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ANSIエスケープシーケンスを使用する方法:
import 'dart:io'; void clearScreen() { if (Platform.isWindows) { // Windowsの場合は"cls"コマンドを実行 Process.runSync('cls', [], runInShell: true); } else { // その他のプラットフォームではANSIエスケープシーケンスを使用 stdout.write('\x1B[2J\x1B[0;0H'); } } void main() { clearScreen(); // 画面がクリアされた後の処理を書く }
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プラットフォームに依存しないパッケージを使用する方法:
ansicolor
パッケージを使用すると、プラットフォームに依存しない方法で画面をクリアすることができます。以下に例を示します。
まず、ansicolor
パッケージをpubspec.yaml
ファイルで依存関係に追加します:
dependencies:
ansicolor: ^2.0.2
次に、以下のようにコードを書きます:
import 'package:ansicolor/ansicolor.dart';
void clearScreen() {
AnsiPen pen = AnsiPen()..clear();
print(pen);
}
void main() {
clearScreen();
// 画面がクリアされた後の処理を書く
}
これらの方法を使用すると、Dartで画面をクリアすることができます。選択した方法を使用して、コンソール上でのテキスト表示を消去し、スッキリとした表示を実現しましょう。