完全グラフ K_n の彩色数を計算するためには、一般的には以下の方法が使われます:
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貪欲法(Greedy algorithm): 頂点を順番に処理し、まだ塗られていない最小の色を割り当てる方法です。このアルゴリズムでは、彩色数の上界は n となります。ただし、最適な彩色数を得る保証はありません。
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バックトラッキング(Backtracking): 再帰的な探索を用いて全ての可能な彩色の組み合わせを試し、最小の彩色数を見つける方法です。この方法は正確な解を得ることができますが、計算量が指数的に増大するため、大きなグラフに対しては非効率です。
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DSATURアルゴリズム: 頂点の次数と彩色済みの隣接頂点の数に基づいて彩色を進めていく方法です。このアルゴリズムは貪欲法の一種であり、一般的に高速かつ効果的な結果を得ることができます。
以下に、Pythonでの実装例を示します。
# DSATURアルゴリズムによる彩色数の計算
def dsatur(graph):
# 各頂点の彩色済みの隣接頂点の数を初期化
saturation = {v: 0 for v in graph}
# 各頂点の色を初期化
colors = {v: None for v in graph}
# 彩色済みの頂点数をカウントする変数
colored_count = 0
# 彩色済みの頂点を記録するリスト
colored_vertices = []
# 彩色されていない頂点が残っている間繰り返す
while colored_count < len(graph):
# 彩色されていない頂点の中で、彩色済みの隣接頂点の数が最大となる頂点を選択
vertex = max((v for v in graph if colors[v] is None), key=lambda v: saturation[v])
# 選択された頂点の色を決定
available_colors = set(range(1, len(graph) + 1))
for neighbor in graph[vertex]:
if colors[neighbor] is not None:
available_colors.discard(colors[neighbor])
colors[vertex] = min(available_colors)
colored_vertices.append(vertex)
colored_count += 1
# 選択された頂点の隣接頂点の彩色済みの隣接頂点の数を更新
for neighbor in graph[vertex]:
if colors[neighbor] is None:
saturation[neighbor] += 1
# 彩色数を返す
return max(colors.values())
# 完全グラフ K_n の彩色数を計算
n = 6 # グラフの頂点数
graph = {v: [u for u in range(1, n + 1) if u+ v != u] for v in range(1, n + 1)}
chromatic_number = dsatur(graph)
print("完全グラフ K_{} の彩色数: {}".format(n, chromatic_number))
以上が、完全グラフの彩色数とその計算方法に関する解説とコード例です。この情報を元に、約1000語のブログ投稿を作成することができます。