-
--excludeオプションを使用する方法: rsyncコマンドで--excludeオプションを使用することで、特定のパターンに一致するファイルやディレクトリを排除できます。例えば、次のようにコマンドを書きます:
rsync -av --exclude='*.txt' --exclude='temp/' source_directory/ destination_directory/
この例では、.txt拡張子を持つファイルとtempディレクトリは同期の対象外となります。
-
--exclude-fromオプションを使用する方法: --exclude-fromオプションを使用すると、複数の排除条件を含むファイルを指定することができます。例えば、exclude.txtという名前のテキストファイルに排除条件を記述し、次のようにコマンドを書きます:
rsync -av --exclude-from='exclude.txt' source_directory/ destination_directory/
exclude.txtの内容は以下のようになります:
*.txt temp/
この例では、exclude.txtに記述されたパターンに一致するファイルやディレクトリが同期の対象外となります。
-
--excludeと--exclude-fromを組み合わせる方法: --excludeと--exclude-fromオプションを組み合わせることで、さらに柔軟な排除条件を設定することができます。例えば、次のようにコマンドを書きます:
rsync -av --exclude='*.txt' --exclude-from='exclude.txt' source_directory/ destination_directory/
この例では、--excludeオプションで.txtファイルを排除し、--exclude-fromオプションでexclude.txtの内容に一致するファイルやディレクトリも排除されます。
これらの方法を使用すると、rsyncを使用して複数の排除条件を設定し、特定のファイルやディレクトリを同期の対象外にすることができます。上記のコード例を参考にしながら、自身の要件に合わせて設定してください。