SQLでのLAG関数の使用方法


  1. LAG関数の基本的な構文:

    LAG(column, offset, default) OVER (PARTITION BY partition_column ORDER BY sort_column)
    • column: 前の行の値を取得したい列
    • offset: 前の行からのオフセット(デフォルトは1)
    • default: 最初の行やオフセットが存在しない場合に返されるデフォルト値
  2. 単純なLAG関数の例:

    SELECT column, LAG(column) OVER (ORDER BY sort_column) AS lag_value
    FROM table_name;

    上記のクエリでは、table_nameテーブルのcolumn列の値とその前の行の値(lag_value)を取得しています。

  3. パーティションごとのLAG関数の例:

    SELECT column, LAG(column) OVER (PARTITION BY partition_column ORDER BY sort_column) AS lag_value
    FROM table_name;

    このクエリでは、partition_columnでパーティションを作成し、各パーティション内でのsort_columnの順序に基づいて、column列の値とその前の行の値(lag_value)を取得しています。

これらはLAG関数の基本的な使用例ですが、SQLのLAG関数にはさまざまな応用方法があります。データの変化やトレンドの分析、前後の値の比較、ランキングの計算などに活用することができます。詳細な使い方や応用例については、データベースのドキュメントやチュートリアルを参照することをおすすめします。