Blender Pythonでアセットライブラリを作成する方法


アセットライブラリは、再利用可能な3Dモデル、テクスチャ、シェーダーなどのアセットを保存し、簡単にアクセスできるようにするための便利なツールです。以下に、アセットライブラリを作成するための手順とコード例を示します。

  1. アセットライブラリの作成: BlenderのPython APIを使用して、新しいアセットライブラリを作成します。以下のコード例を参考にしてください。

    import bpy
    # アセットライブラリの作成
    asset_library = bpy.data.libraries.new("MyAssetLibrary")
    bpy.context.collection.library = asset_library
  2. アセットの追加: アセットライブラリに3Dモデルやテクスチャなどのアセットを追加します。以下のコード例では、"Cube"という名前のモデルをアセットライブラリに追加しています。

    # アセットの追加
    asset = asset_library.blend_file.create("Cube")
    asset.use_fake_user = True

    上記のコードでは、"Cube"という名前の.blendファイルがアセットライブラリに作成されます。use_fake_userをTrueに設定することで、アセットが削除されないようにします。

  3. アセットの使用: アセットライブラリに追加したアセットを使用するには、以下のコード例のように参照します。

    # アセットの使用
    bpy.ops.wm.link(directory="path/to/MyAssetLibrary.blend/Object/", files=[{"name": "Cube"}])

    上記のコードでは、bpy.ops.wm.link()関数を使用してアセットを参照しています。directory引数にアセットライブラリの.blendファイルのパスを指定し、files引数に使用するアセットの名前を指定します。

以上が、BlenderのPython APIを使用してアセットライブラリを作成する方法です。これにより、Blenderのワークフローを効率化し、再利用可能なアセットを簡単に管理できるようになります。