アセットライブラリは、再利用可能な3Dモデル、テクスチャ、シェーダーなどのアセットを保存し、簡単にアクセスできるようにするための便利なツールです。以下に、アセットライブラリを作成するための手順とコード例を示します。
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アセットライブラリの作成: BlenderのPython APIを使用して、新しいアセットライブラリを作成します。以下のコード例を参考にしてください。
import bpy # アセットライブラリの作成 asset_library = bpy.data.libraries.new("MyAssetLibrary") bpy.context.collection.library = asset_library
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アセットの追加: アセットライブラリに3Dモデルやテクスチャなどのアセットを追加します。以下のコード例では、"Cube"という名前のモデルをアセットライブラリに追加しています。
# アセットの追加 asset = asset_library.blend_file.create("Cube") asset.use_fake_user = True
上記のコードでは、"Cube"という名前の.blendファイルがアセットライブラリに作成されます。
use_fake_user
をTrueに設定することで、アセットが削除されないようにします。 -
アセットの使用: アセットライブラリに追加したアセットを使用するには、以下のコード例のように参照します。
# アセットの使用 bpy.ops.wm.link(directory="path/to/MyAssetLibrary.blend/Object/", files=[{"name": "Cube"}])
上記のコードでは、
bpy.ops.wm.link()
関数を使用してアセットを参照しています。directory
引数にアセットライブラリの.blendファイルのパスを指定し、files
引数に使用するアセットの名前を指定します。
以上が、BlenderのPython APIを使用してアセットライブラリを作成する方法です。これにより、Blenderのワークフローを効率化し、再利用可能なアセットを簡単に管理できるようになります。