- クラスの定義:
クラスを定義するには、
class
キーワードを使用します。クラス名は一般的に大文字で始める慣例があります。以下はクラスの定義の例です:
class MyClass:
pass
- オブジェクトの作成: クラスを元にオブジェクトを作成するには、クラス名を呼び出してインスタンスを生成します。以下はオブジェクトの作成の例です:
my_object = MyClass()
- 属性の定義と利用:
クラス内で属性を定義するには、特殊なメソッドである
__init__
メソッドを使用します。__init__
メソッドは、オブジェクトが作成されたときに自動的に呼び出されます。以下は属性の定義と利用の例です:
class MyClass:
def __init__(self, name):
self.name = name
my_object = MyClass("John")
print(my_object.name) # 結果: John
- メソッドの定義と利用:
クラス内でメソッドを定義するには、通常の関数と同様に定義します。メソッドの第一引数は
self
とし、その後に任意の引数を指定します。以下はメソッドの定義と利用の例です:
class MyClass:
def __init__(self, name):
self.name = name
def greet(self):
print("Hello, " + self.name + "!")
my_object = MyClass("John")
my_object.greet() # 結果: Hello, John!
これらはクラスの基礎的な機能ですが、クラスを使うことでより複雑なデータ構造や振る舞いを表現することができます。また、継承やポリモーフィズムなどの概念もクラスを使って実現することができます。