まず、ALTER ADD構文の基本的な構造を見てみましょう。
ALTER TABLE テーブル名
ADD 列名 データ型;
上記の構文では、ALTER TABLE
の後に追加したいテーブルの名前を指定し、ADD
キーワードの後に新しい列の名前とデータ型を指定します。
例えば、以下のようなテーブルがあるとします。
CREATE TABLE 顧客 (
id INT,
名前 VARCHAR(50)
);
このテーブルに新しい列「メールアドレス」を追加したい場合、次のALTER ADD文を使用します。
ALTER TABLE 顧客
ADD メールアドレス VARCHAR(100);
これにより、テーブル「顧客」に「メールアドレス」という名前の新しい列が追加されます。
さらに、ALTER ADD構文では他のオプションも利用することができます。例えば、列の位置を指定したり、既存の列の後ろに新しい列を追加したりすることも可能です。
以下にいくつかのコード例を示します。
- 列の位置を指定して新しい列を追加する場合:
ALTER TABLE 顧客
ADD 電話番号 VARCHAR(20)
AFTER 名前;
上記の例では、列「電話番号」を「名前」の後に追加します。
- 既存の列の後ろに新しい列を追加する場合:
ALTER TABLE 顧客
ADD 別名 VARCHAR(50)
AFTER id;
上記の例では、列「別名」を「id」の後に追加します。
ALTER ADD構文のオプションはデータベースの種類によって異なる場合がありますので、使用するデータベースの公式ドキュメントやリファレンスを参照することをおすすめします。
以上がALTER ADD構文の基本的な使用方法といくつかのコード例です。データベースのテーブルに新しい列を追加する際に参考にしていただければ幸いです。