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Pythonのインストール: Earth Engine PythonはPythonパッケージとして提供されているため、まずPythonをインストールする必要があります。公式のPythonウェブサイト(https://www.python.org)から最新バージョンのPythonをダウンロードし、インストールします。
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Earth Engine Pythonライブラリのインストール: Earth Engine Pythonライブラリをインストールするには、pipを使用します。コマンドラインで以下のコマンドを実行してください。
pip install earthengine-api
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Earth Engineアカウントの作成: Earth Engine Pythonを使用するには、Google Earth Engineのアカウントが必要です。Google Earth Engineウェブサイト(https://earthengine.google.com)にアクセスし、アカウントを作成してください。
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Earth Engine Pythonの初期化: Earth Engine Pythonを使用する前に、初期化が必要です。Pythonスクリプトの冒頭に以下のコードを追加してください。
import ee
ee.Initialize()
これにより、Earth Engine Pythonが正しく設定され、アカウントに接続されます。
- 地球観測データの取得と解析: Earth Engine Pythonを使用して、さまざまな地球観測データを取得し、解析することができます。例えば、以下のコードはLandsat 8衛星の画像を取得し、表示する方法です。
import ee
from IPython.display import Image
# イメージコレクションの取得
collection = ee.ImageCollection('LANDSAT/LC08/C01/T1')
# フィルタリング条件の設定
filtered = collection.filterDate('2022-01-01', '2022-12-31').filterBounds(ee.Geometry.Point(10, 10))
# 最新の画像を取得
image = filtered.sort('system:time_start', False).first()
# 画像を表示
url = image.getThumbUrl({'bands': ['B4', 'B3', 'B2'], 'min': 0, 'max': 30000})
Image(url=url)
上記のコードでは、Landsat 8衛星の画像を指定した期間と地理的範囲でフィルタリングし、最新の画像を表示しています。
これらの手順を参考にして、Earth Engine Pythonのインストールと使用方法をマスターし、地球観測データの分析や可視化に役立ててください。