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IISのインストールと設定:
- WindowsサーバーにIISをインストールします。詳細な手順はMicrosoftの公式ドキュメントを参照してください。
- IISマネージャーを開き、新しいWebサイトを作成します。
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Pythonのインストール:
- Pythonをインストールし、環境変数にパスを追加します。Pythonの公式ウェブサイトから最新のバージョンをダウンロードし、インストーラーに従ってインストールします。
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PythonのHTTPハンドラを作成:
- PythonでHTTPハンドラを作成するために、
http.server
モジュールを使用します。以下のコード例を参考にしてください。
from http.server import BaseHTTPRequestHandler, HTTPServer class MyHandler(BaseHTTPRequestHandler): def do_GET(self): self.send_response(200) self.send_header('Content-type', 'text/html') self.end_headers() self.wfile.write(b"Hello, World!") def run(server_class=HTTPServer, handler_class=MyHandler, port=8000): server_address = ('', port) httpd = server_class(server_address, handler_class) httpd.serve_forever() if __name__ == '__main__': run()
この例では、
MyHandler
クラスがdo_GET
メソッドを実装しており、HTTP GETリクエストが来た際に「Hello, World!」という応答を返します。 - PythonでHTTPハンドラを作成するために、
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IISでPythonハンドラを設定:
- IISマネージャーで作成したWebサイトを選択し、
ハンドラーマッピング
を開きます。 ハンドラーマッピングの追加
をクリックし、以下の設定を行います:- リクエスト経路:
*
- ハンドラー:
FastCgiModule
- パス: Pythonインストールディレクトリの
python.exe
へのパス - スクリプトマッピング: Pythonスクリプトの拡張子と、先ほど作成したPythonハンドラスクリプトへのパス
- リクエスト経路:
- IISマネージャーで作成したWebサイトを選択し、
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テストとデプロイ:
- IISマネージャーで作成したWebサイトを起動します。
- ブラウザで
http://localhost:ポート番号
にアクセスし、Pythonハンドラが正しく動作していることを確認します。
これで、Pythonを使用してIIS上でHTTPハンドラを設定する方法とコード例の解説を終えました。この方法を使えば、Pythonで独自のWebアプリケーションをIIS上で実行することができます。