以下に、カスタムアノテーションの使用例と一緒に、いくつかの方法を説明します。
- アノテーションの定義: まず、カスタムアノテーションを定義する必要があります。以下は、@CustomAnnotationという名前のアノテーションを作成する例です。
import java.lang.annotation.*;
@Retention(RetentionPolicy.RUNTIME)
@Target(ElementType.METHOD)
public @interface CustomAnnotation {
String value();
}
上記の例では、@Retentionと@Targetアノテーションを使用して、アノテーションの保持方針と対象を指定しています。@CustomAnnotationアノテーションには、value()という要素があり、この要素には任意の文字列を指定することができます。
- アノテーションの使用: 定義したカスタムアノテーションを実際のコードに使用することができます。以下は、@CustomAnnotationをメソッドに適用する例です。
上記の例では、@CustomAnnotationアノテーションをmyMethod()メソッドに適用しています。アノテーションの要素には、指定した文字列が設定されます。
- アノテーションの解析: 実行時に、カスタムアノテーションを解析して、その情報を取得することができます。以下は、アノテーションを解析する例です。
import java.lang.reflect.Method;
public class AnnotationParser {
public static void main(String[] args) throws NoSuchMethodException {
MyClass obj = new MyClass();
Method method = obj.getClass().getMethod("myMethod");
if (method.isAnnotationPresent(CustomAnnotation.class)) {
CustomAnnotation annotation = method.getAnnotation(CustomAnnotation.class);
String value = annotation.value();
System.out.println("Annotation value: " + value);
}
}
}
上記の例では、myMethod()メソッドに@CustomAnnotationが適用されているかどうかを確認し、アノテーションの要素値を取得して表示しています。