Azure Data Factoryデータパイプラインのモニタリングデータをデータベースにエクスポートする方法


以下に、データパイプラインモニタリングデータをデータベースにエクスポートするためのいくつかの方法とコード例を示します。

  1. Azure Monitor Logsを使用する方法: Azure Monitor Logsを使用してデータパイプラインのモニタリングデータを収集し、Azure Log Analyticsワークスペースに保存します。次に、以下の手順でデータをデータベースにエクスポートします。

    • Azure Log Analyticsワークスペースからデータをクエリします。
    • クエリ結果をデータベースにエクスポートするためのAzure Logic AppsやAzure Functionsを使用します。

    以下は、Azure Log AnalyticsワークスペースからデータをクエリしてデータベースにエクスポートするAzure Functionsの例です。

    import azure.functions as func
    from azure.monitor.opentelemetry.exporter import AzureMonitorTraceExporter
    def main(req: func.HttpRequest) -> func.HttpResponse:
       # データベースへの接続設定
       db_connection_string = "your_database_connection_string"
       # Azure Log Analyticsからデータをクエリ
       query_result = query_log_analytics()
       # クエリ結果をデータベースにエクスポート
       export_to_database(query_result, db_connection_string)
       return func.HttpResponse("Data exported to database successfully.")
    def query_log_analytics():
       # Azure Log Analyticsからクエリを実行して結果を取得するコードを記述します
       pass
    def export_to_database(query_result, db_connection_string):
       # クエリ結果をデータベースにエクスポートするコードを記述します
       pass
  2. Azure Monitor Metricsを使用する方法: Azure Monitor Metricsを使用してデータパイプラインのメトリクスデータを収集し、Azure Monitorアラートルールを作成します。アラートルールをトリガーとしてAzure Logic AppsやAzure Functionsを使用し、データをデータベースにエクスポートします。

    以下は、Azure Monitorアラートルールを使用してデータベースにデータをエクスポートするAzure Logic Appsの例です。

    • Azure Monitorアラートルールを作成し、アラートのトリガーとして設定します。
    • アラートがトリガーされた際にAzure Logic Appsが実行され、データベースへのエクスポートが行われます。

    上記の手法以外にも、Azure Data FactoryのREST APIを使用してモニタリングデータを取得し、データベースにエクスポートする方法もあります。

これらの方法を使用することで、Azure Data Factoryのデータパイプラインのモニタリングデータをデータベースにエクスポートすることができます。適切な方法を選択し、必要なコードを実装してください。