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エラーメッセージの確認: まず最初に、Pythonから返されるエラーメッセージを確認します。エラーメッセージには、どの行やどの部分で構文エラーが発生しているかの情報が含まれています。正確なエラーメッセージを読み、エラーの原因を特定しましょう。
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インデントの確認: Pythonでは、正しいインデントが非常に重要です。インデントが適切でない場合、構文エラーが発生します。コードの各ブロック(if文、forループ、関数など)が正しいインデントで記述されているか確認しましょう。
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括弧や引用符のペアリング: 括弧や引用符などのペアリングが正しく行われていない場合、構文エラーが発生します。開き括弧に対して閉じ括弧が正しく対応しているか、引用符が正しく対応しているかを確認しましょう。
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予約語や変数名のスペルミスの確認: 予約語(キーワード)や変数名のスペルミスも構文エラーの原因になります。これらの単語が正しくスペルされているか確認しましょう。
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コードの一部のコメントアウト: 構文エラーが特定のコードブロックに関連している場合、そのコードブロックの一部をコメントアウトして、コードが正常に実行されるかどうかを確認することができます。これにより、問題のあるコードが特定されます。
以下に、各種構文エラーの例と対処方法を示します。
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インデントエラー:
if x > 5: print("xは5より大きいです")
この場合、
print
文の行が適切にインデントされていないため、構文エラーが発生します。正しいインデントを適用するには、次のように修正します。if x > 5: print("xは5より大きいです")
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括弧のペアリングエラー:
print("Hello, World!'
この場合、引用符が閉じられていないため、構文エラーが発生します。引用符を正しくペアリングするには、次のように修正します。
print("Hello, World!")
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スペルミスのエラー:
for i in range(10): print(i) +prit("ループ終了")
この場合、
prit
は正しくない関数名ですので、構文エラーが発生します。正しい関数名を使用するには、次のように修正します。for i in range(10): print(i) print("ループ終了")