まず、SUM関数の基本的な構文を確認しましょう。
SELECT SUM(column_name) FROM table_name;
ここで、column_name
は合計を計算したい数値が含まれる列の名前であり、table_name
はデータが格納されているテーブルの名前です。
例えば、以下のようなorders
というテーブルがあるとします。
+----+---------+
| id | amount |
+----+---------+
| 1 | 100 |
| 2 | 200 |
| 3 | 150 |
+----+---------+
この場合、amount
列の値の合計を計算するには、次のクエリを使用します。
SELECT SUM(amount) FROM orders;
上記のクエリを実行すると、次の結果が返されます。
+----------+
| SUM(amount) |
+----------+
| 450 |
+----------+
これで、指定した列の値の合計を取得できました。
また、SUM関数は他の関数や条件と組み合わせて使用することもできます。例えば、特定の条件を満たす行の値の合計を計算する場合には、次のようなクエリを使用します。
SELECT SUM(amount) FROM orders WHERE id > 1;
上記のクエリでは、id
が1より大きい行のamount
列の値の合計が計算されます。
以上が、MySQLでのSUM関数の使用方法の一例です。必要に応じて、データベース内の数値の合計を計算する際にこの関数を活用してください。