Pythonでリストから要素を削除する方法:discard()メソッドの使い方


# リストの作成
fruits = ['apple', 'banana', 'orange', 'banana', 'mango']
# 'banana'を削除する
fruits.discard('banana')
# 結果を表示する
print(fruits)

上記のコードでは、discard()メソッドを使用してリストfruitsから要素'banana'を削除しています。もしリストに'banana'が複数回出現していても、最初に見つかった要素のみが削除されます。もしリストに'banana'が存在しない場合、要素の変更は行われません。

他の要素を削除するためには、discard()メソッドの引数に削除したい要素を指定します。もし要素がリストに存在する場合は削除され、存在しない場合は変更は行われません。

なお、discard()メソッドは指定した要素を削除する際に、エラーが発生しない点が異なります。もし要素を削除したいが、要素が存在しない場合にエラーを発生させたい場合は、remove()メソッドを使用します。

以上が、Pythonのdiscard()メソッドを使ったリストの要素削除の方法です。他にも要素を削除する方法はいくつかありますが、discard()メソッドは要素が存在しない場合にエラーを回避できるため、安全に要素を削除する際に便利です。