- CSVLoggerのインポート: まず、必要なモジュールをインポートします。
from keras.callbacks import CSVLogger
- CSVLoggerの設定: CSVLoggerオブジェクトを作成し、ログファイルのパスを指定します。
csv_logger = CSVLogger('ログファイルのパス.csv')
- モデルのトレーニング時にCSVLoggerを使用する:
モデルをトレーニングする際に、
callbacks
パラメータにCSVLoggerオブジェクトを渡します。
model.fit(X_train, y_train, callbacks=[csv_logger])
これにより、各エポックの終了時に指定したログファイルにトレーニングの進捗情報が追記されます。
- ログファイルの確認: トレーニングが終了した後、指定したログファイルを確認することができます。以下は、ログファイルの一部の例です。
epoch,loss,accuracy
1,0.2,0.9
2,0.1,0.95
3,0.05,0.98
このように、各エポックごとの損失値と精度が記録されます。
CSVロギングは、モデルのトレーニングプロセスをモニタリングし、後で詳細な分析を行うために便利です。また、トレーニングの進捗情報を視覚化するために、Pythonのデータ分析ライブラリやグラフ作成ツールを使用することもできます。
以上が、Kerasを使用したCSVロギングの方法の概要です。これにより、トレーニングの進捗情報を簡単に記録し、分析することができます。